もどる

スタディーノート
環境教育って、なあ〜に?

■環境教育は、いつ、どこから?

	第2次大戦後の急速な経済の発展が環境破壊を引き起こし始めていた1960年代、
	産業革命発祥の地イギリスではじめて、次いでアメリカで、環境教育がはじまりました。
	そして1975年、ユーゴスラビアのベオグラードで開かれた国際環境教育会議で、
	それまで各国独自に始められていた環境教育について、
	世界の専門家による話し合いがおこなわれ、「ベオグラード憲章」が発表されました。

	今日、わたしたちが拠り所とする環境教育の基本概念です。


■環境教育のめざすもの
[ベオグラード憲章] より
◆環境教育の目的	環境とそれに関わる諸問題に気づき、関心をもつとともに
		当面する問題の解決や新しい問題を未然に防止するため
		個人および集団として必要な知識、技能、態度、
		意欲、実行力などを身につけた世界の人々を育てること。


■どんなことをするの?

	◆プロセスがだいじ
		結果を学び、知識を得る従来型の学習ではなく、感受性を高め、関心をもち、
		自分から行動する自立した人間へと変わっていくプロセスが大切にされる。

	◆4つの学びのプロセス
		1 感性と想像力を育む    Awareness
				↓
 		2 知識に基づき理解を深める Knowledge
				↓
		3 評価能力と価値観を育む  Evaluation  ability
				↓
		4 参加し行動する能力を育む Participation 
	このプロセスを経て、体験的に能力を身につけようというのが、

         参加体験型ワークショップ	ともに学び合い、分かち合う場


	◆環境教育は生涯学習
		幼児期から、学齢期、成人期、高齢者まで、
		それぞれの段階において、生活や生き方と深く関わりを持っている。

	◆多様な分野との関わり
		自然教育		自然に対する感性
		野外教育・冒険教育		自然の中での生き方
		開発教育		開発と南北問題
		平和教育・国際理解教育	全世界の協力・多様な価値観の分かち合い
		消費者教育(リサイクル・エネルギー教育)	ライフスタイルの変革
		人権教育		社会的弱者と環境問題
		人口(問題)教育		生命の本質、生命教育
		自己開発教育		人間に対する感性、コミュニケーション
		まちづくり		自然と共生する地域づくり、環境創造活動

	・感性から、行動まで
		環境教育の基本は、自然のもつ美しさ、不思議さ、神秘さに
		目を見はる感性「センス・オブ・ワンダー」を、特に子ども時代に育むことである。
		[感じる→知る→行動する]までを結びつけることが、環境教育の重要な課題

	・地域の課題からの取り組み


■富山で育むセンス・オブ・ワンダー

	ゆたかな自然  標高3000mから水深1000mまでの大自然と生態系、 水、雪
		富山県ナチュラリスト	自然解説員
		インタープリター		人と自然や文化等とを結びつける通訳・仲介者
		インタープリテーション	インタープリターの感性を媒介に、
					来訪者に今までとは異なる新しい次元を拓いてみせること。

			目前の事象の背後にある意味と相互の関係を解き明かしていく。

		興味を持ってもらうためのしかけ、手法、パフォーマンス
		五感を使ったアクティビティ(ネイチャーゲーム、気功、アート、音楽、詩)
      
	都市型生活	都市公園、消費生活、ゴミ・廃棄物、汚水、エネルギー
					↓
			循環(水の循環、モノの循環、ヒトを含む地球の生態系)

		ファシリテーター  参加型学習をおこなう進行役
                コンセプトをもち、参加者の気づきと主体的な参加を促す。

		参加型学習	自然と人と社会とのつながりを体験的に学び、
				問題解決のための態度や技能を身につける。
				自発性を育み、社会参加の方法を学ぶプロセス。
聞いたことは忘れる ↓ 見たことは覚える ↓ やったことはわかる ↓ 見つけた(発見した)ことはできる